朝活で人生が変わる「書くだけでストレス解消!モーニングページの驚くべき効果」

自己理解・メンタルケア

最近、やらないといけないことが多くて頭の中がごちゃごちゃしてて⋯…。頭も重くてスッキリしないんです。

「気づけば毎日が目まぐるしく過ぎていき、いつの間にか自分のことを後回しにしている」。そんなふうに感じたことはありませんか?私自身も、仕事や家事、家族の世話に追われる中で、自分の気持ちを振り返る時間を持つことができず、心がモヤモヤしたり、何となく焦燥感を感じる日々が続いていました。

そんなとき、偶然手に取った本に「モーニングページ」という習慣が紹介されていました。正直言うと、最初は「こんなことが本当に効果があるの?」と半信半疑。でも「試してみないと分からない」と思い、ノートを手に取って書き始めました。最初は、頭の中の考えがぐちゃぐちゃで、何を書いているのか自分でもよく分からない状態。それでも、「これでいいんだ」と自分に言い聞かせながら、思いつくままペンを走らせてみました。すると、いつの間にか心の中のモヤモヤや焦燥感が少しずつ和らいでいく感覚を覚えたのです。紙の上に気持ちを吐き出していくうちに、心が軽くなっていくのを感じました。

続けていくうちに、朝の静かな時間が自分だけの特別なひとときになり、気持ちが整理されて1日を前向きにスタートできるようになりました。また、「これをやりたい」と思う小さな夢や、自分にとって本当に大切なことにも気づくことができたのです。

この記事では、そんな「モーニングページ」の基本的なやり方や、私自身が実感した効果について詳しくご紹介します。忙しい毎日の中でも心の余裕を持ちたい、自分の気持ちを見つめ直したいと思っている方に、ぜひ試してみていただきたい習慣です。


モーニングページとは?


モーニングページは、ジュリア・キャメロンの著書『ずっとやりたかったことを、やりなさい』で紹介されたシンプルで効果的なジャーナリング法です。毎朝、目を覚ましたらすぐにノートを開き、思い浮かんだことを自由に3ページ分書き出します。この習慣は、頭の中にある雑念や感情を整理し、創造性を引き出すことを目的としています。特に決まったルールはなく、文法や表現にこだわらず、自分の感じたままに書くだけ。最初は何を書いていいのか迷うこともありますが、続けていくことで心がスッキリと整理され、日常の中で新しいアイデアが自然に湧いてくるようになります。

おすすめの本 『ずっとやりたかったことを、やりなさい』


モーニングページの効果

モーニングページを書くと、どんなメリットがあるの?

1. 頭の中をスッキリ整理できる

朝は、目覚めたばかりの頭の中に夢の断片や今日やるべきこと、漠然とした不安など、さまざまな思考や感情が入り混じっています。モーニングページでは、これらをひとつひとつ紙に書き出していくことで、頭の中が驚くほどスッキリと整理されていきます。

特に朝の時間は、思考がクリアになりやすい貴重なタイミング。その瞬間に感じたことを紙に書き出すことで、無意識に溜め込んでいた気持ちやモヤモヤが可視化され、気持ちが軽くなるのを実感できるでしょう。

また、モーニングページを続けることで、頭の中に余白を作り出す習慣が身につきます。これにより、冷静で落ち着いた視点を持つことができるようになり、目の前の課題や予定にも前向きに取り組む準備が整います。1日をスタートする前に心の整理をすることで、余計な不安や焦りを手放し、穏やかな気持ちで過ごせるようになるのが、この習慣の大きなメリットです

2. 感謝の心を育むことができる

モーニングページでぜひ書いてほしいのは、「嬉しかったこと」や「感謝していること」です。忙しい日常の中で、ふだん見過ごしがちな小さな幸せや喜びに気づく貴重な時間を作れます。

書くことで、日々の中で心温まる瞬間や支えられていることに気づき、感謝の気持ちが自然に湧いてきます。感謝の気持ちを育むことは、心の余裕を生み出し、ストレスを減らす効果もあります。

感謝の習慣を持つことで、ネガティブな思考にとらわれず、穏やかな気持ちで1日を過ごせるようになります。モーニングページは、その感謝の気持ちを育て、日々感謝を忘れずに過ごすきっかけを与えてくれます

3. 自己理解を深めることができる

モーニングページを続けていくうちに、少しずつ自分の心の声や本音が見えてきます。「何に対して不満を感じているのか」「本当は何をしたいと思っているのか」といった、普段の忙しさに追われて気づかなかった感情や思いに気づくことができます。そうした気づきは、自分の気持ちを整理するための大切なステップとなり、普段の生活では見過ごしてしまうような本当の自分に向き合うことができるようになります。自分自身をより深く理解することで、前向きな行動や新しい挑戦への一歩を踏み出す力が湧いてきます。このプロセスは、自分の成長を感じる貴重な瞬間でもあります。


モーニングページの始め方

準備するもの

書きやすいペン
 手に馴染むお気に入りのペンを用意しましょう。滑らかに書けるペンだと、気持ちよく続けられます。

お気に入りのノート
 本家ではA4サイズが推奨されていますが、私は持ち運びやすさも考えてB5サイズの無地ノートを使っています。自分が書きやすいサイズやデザインのものを選ぶとよいでしょう。

ステップ

朝起きたらすぐにノートを開く

朝起きたばかりの時間は、思考がクリアで頭が整理されやすい貴重なひとときです。この時間を活用して、まずノートとペンを手に取りましょう。私の場合は、起きてすぐお湯を沸かしてコーヒーを淹れた後にノートを書き始めるのが習慣です。家族が起きてくる前の静かな時間を、自分だけの特別な時間として使いましょう。忙しさに流される前に、心を落ち着けて自分の思考を大切にすることがポイントです。

頭に浮かぶことをそのまま書き出す

文法や表現を気にせず、思いついたことを自由にノートに書き綴るだけで大丈夫です。何も浮かばないと感じるときは、「何も思いつかない」「何も考えつかない」といった言葉を書いてページを埋めてもOKです。この作業を通じて、脳内に溜まった思考や感情を排出することで、頭の中が驚くほどクリアになり、自然と思考の流れがスムーズになっていくのを感じられるでしょう。書き始めることが最大のポイントです。

3ページを書くことを目安に

目安として、毎朝3ページを書くことを目標にしてみましょう。ただし、無理をせず、自分のペースで書きたい分だけ書けば十分です。最初のうちは3ページも書けないことがあるかもしれませんが、それでも大丈夫です。私自身、3ページを目指しながらも、実際には2ページしか書けない日も少なくありません。それでも、続けることで徐々に効果を感じられるようになりました。

モーニングページは、完璧に書くことが目的ではなく、頭の中を整理し、自分の思考や感情を外に出すことが大切です。3ページ書ける日もあれば、1ページで終わる日があっても構いません。毎日少しずつでも続けることで、書く時間が自分だけの特別なひとときになり、気持ちが落ち着き、心が軽くなる実感が得られるようになるでしょう。大切なのは、自分に合ったペースで無理なく取り組むことです。

継続のコツ

モーニングページを続けるコツは、無理なく毎日書くことを習慣にすることです。最初から完璧を目指さなくても大丈夫です。ジュリア・キャメロンさんも、3ヶ月間続けることをおすすめしていますが、まずは自分のペースで少しずつ始めてみてください。最初は短くても、毎日書くことで、だんだん心が整理され、思考がスッキリしてきます。書くことが習慣になると、自然とポジティブな気持ちや前向きな行動に繋がり、毎日がもっと充実したものに感じられるようになります。最初は短時間でも気軽に始めて、少しずつ続けていくことが大切です。そのプロセスを楽しみながら、無理せず続けていくことが、効果を実感するポイントですよ。

「ポジティブな毎日のために、今始める一歩」

モーニングページは、ノートとペンさえあれば誰でも簡単に始められる習慣です。毎日少しの時間を使って、頭の中を整理し、心をリフレッシュすることができるこの方法は、忙しい日常の中でも自分と向き合う大切な時間を作り出してくれます。ストレスが溜まりやすい現代社会で、モーニングページを続けることで、ポジティブな気持ちで一日をスタートしやすくなるだけでなく、自分自身の思いや考えにもっと敏感になり、前向きな行動に繋がることも多いです

ぜひ、今日からモーニングページを取り入れて、日々の忙しさに追われる中で自分を見失わないようにしてみてください。朝のほんの数分で、心がスッキリし、次第に自分自身の気持ちややりたいことにも気づけるようになります。ちょっとした心の余裕が生まれることで、1日をもっと充実させる力が湧いてくるはずです。忙しい毎日の中でも、自分を大切にする時間を少しでも持ってみませんか?モーニングページを通して、自分と向き合いながら、心地よい毎日を手に入れてください。

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